アルツハイマー病、嗅覚検査で早期発見も 国際学会

アルツハイマー病、嗅覚検査で早期発見も 国際学会

アルツハイマー病、嗅覚検査で早期発見も 国際学会

 

 

嗅覚の衰えを調べることで、アルツハイマー病のリスクを推定することができるとの研究が、このほど国際学会で発表された。

 

12日からコペンハーゲンで開かれている国際アルツハイマー病会議で、2件の研究が紹介された。それによると、嗅覚検査で一部のにおいを識別できなかったグループは認知障害を示す確率が高いことが分かった。

 

アルツハイマー病の早い段階で、嗅覚をつかさどる脳細胞が冒されると考えられる。

 

この説に基づいて、アルツハイマー病の早期発見に役立つ嗅覚検査が開発される可能性もある。アルツハイマー病は初期のうちに治療を始めれば進行を遅らせることができるが、現時点では脳の病変が進行してから発見されるケースがほとんどだ。

 

国際アルツハイマー病協会(ADI)のヘザー・スナイダー氏は「世界でアルツハイマー病が広がるなか、より早い段階でリスクを発見できるよう、患者の負担が小さい簡単な検査方法の確立が急がれている」と述べた。
アルツハイマー病の患者数は現在、世界で計3500万人を超えている。2050年までには1億1500万人と、3倍以上に増えることが予想される。

 

http://www.cnn.co.jp/fringe/35050870.html
http://gyazo.com/8f7c52a413a1117adcaeb1437a38025c

 

関連ページ

近い将来のアルツハイマー発症、血液検査で予見…英で論文発表
近い将来のアルツハイマー発症、血液検査で予見…英で論文発表
知的な活動でアルツハイマー病予防
知的な活動でアルツハイマー病予防
認知症カフェ気軽に 専門職や地域とつながり
認知症カフェ気軽に 専門職や地域とつながり
HPで認知症を早期発見
HPで認知症を早期発見
認知症に関わる遺伝子の機能を解明 東京大学
認知症に関わる遺伝子の機能を解明 東京大学
認知症、高齢者の1割突破/県試算、15年に3万人
認知症、高齢者の1割突破/県試算、15年に3万人
認知症対策戦略 多職種連携の後押しを
認知症対策戦略 多職種連携の後押しを
「認知症カフェ」役割増す 専門家参加など多様化
「認知症カフェ」役割増す 専門家参加など多様化
大分市、認知症サポーター5万人へ
大分市、認知症サポーター5万人へ
認知症カフェ:オープン 光の民家を支援、交流の場に /山口
認知症カフェ:オープン 光の民家を支援、交流の場に /山口
認知症高齢者を狙え!消費トラブル10年で倍増
認知症高齢者を狙え!消費トラブル10年で倍増
金大など認知症の専門委養成 北陸4大学のプラン、文科省が採択
金大など認知症の専門委養成 北陸4大学のプラン、文科省が採択
県・市町村・他県 認知症患者の情報共有
県・市町村・他県 認知症患者の情報共有
[認知症 県内大学知のサポート](1)新大・治療法確立へ
[認知症 県内大学知のサポート](1)新大・治療法確立へ
若者愛用ドッグタグ意外な層に人気 認知症家族が親の身元証明用に購入
若者愛用ドッグタグ意外な層に人気 認知症家族が親の身元証明用に購入
音楽が認知症患者を変えた?サンダンス映画祭観客賞受賞の話題作とは?
音楽が認知症患者を変えた?サンダンス映画祭観客賞受賞の話題作とは?
福岡)仏で開発の認知症ケア 田川で勉強会
福岡)仏で開発の認知症ケア 田川で勉強会
新潟)痴呆性老人の世界、無料上映会 認知症カフェ企画
新潟)痴呆性老人の世界、無料上映会 認知症カフェ企画
緑茶がもたらす健康長寿 「認知症・がん予防」の可能性!
緑茶がもたらす健康長寿 「認知症・がん予防」の可能性!
治療薬開発が停滞
治療薬開発が停滞
健診結果で数値低いと認知症リスク高まる項目は…
健診結果で数値低いと認知症リスク高まる項目は…

ホーム RSS購読 サイトマップ