徘徊高齢者にGPS 小山市、介護家族らに貸与 栃木

徘徊高齢者にGPS 小山市、介護家族らに貸与 栃木

徘徊高齢者にGPS 小山市、介護家族らに貸与 栃木

 

 

2014.7.10 02:07

 

小山市は、認知症で徘徊(はいかい)の恐れがある65歳以上の高齢者を早期に発見するため、在宅介護に当たる家族や支援者を対象に、GPS(衛星利用測位システム)機能付きの位置探索機器の貸し出し事業を始めた。県内では宇都宮市や佐野市などで同様の取り組みが行われている。

 

小山市高齢生きがい課によると、日常生活に支障をきたすような症状が見られる認知症の人は市内に3494人(4月1日現在)おり、うち徘徊行動が見られる人は167人に上る。

 

発見が遅れると交通事故に巻き込まれたり、冬場であれば低体温症に陥ったりする危険もあり、同市は速やかに徘徊している人を発見できるよう携帯電話程度の大きさの位置探索機器(税別5千円)と充電器(同2千円)の買い取り費用を全額負担し、希望者に貸与することにした。

 

利用する際は、月額基本料(同500円)、電話1回に付き同200円、インターネットで同100円の検索料が自己負担分となる。介護者に代わって保護してもらう場合は、現場急行料(1回1万800円)がかかる。

 

同市ではこのほか、認知症地域支援推進員を講師に迎えて全職員を対象とした「認知症サポーター養成講座」を8月に実施予定。同課は「職員が認知症を正しく理解し、充実した市民サービスを提供したい」としている。

 

http://sankei.jp.msn.com/region/news/140710/tcg14071002070002-n1.htm
http://gyazo.com/abaaa27e312735569cbab2f583a5e277

 

 

トラネコ◆EDwr815iMY[sage] 2014/04/28(月)21:37:57 ID:ux4kADojn
徘徊者をGPSにつないだら
ニューズウィーク日本版 4月28日 12時33分配信

 テキサス州サンアントニオに住むケイシー・バザードが、プライバシー保護の重要性に目覚めたのは米自由人権協会(ACLU)に勤めていたときのこと。その仕事を辞めた後も、プライバシー保護はバザードのライフワークになった。
 学校が子供たちの指紋採取を求めたときは拒否したし、学校が発行するIDカードにマイクロチップを埋め込んで、生徒を追跡する計画が持ち上がったときは、他の保護者と共に反対運動を行った。
 だが今年1月、迷子になりやすい自閉症児のために、連邦政府の補助でGPS追跡装置を支給する法案が提出されたとき、バザードは反対する気になれなかった。3歳半になる娘キャロラインが自閉症で、言葉を話すことができないからだ。
 昨年の夏、キャロラインはいつの間にか自宅を出て、1区画先のプールまで行っていた。運良くプールはフェンスに囲まれていて、バザードはその前に立っているキャロラインを見つけることができた。
「母親としての本能が、『政府は市民を監視しているのでは』という政治的な懸念に勝った」と、バザードは語る。「私は娘を見つける手段が欲しい」
 米政府は既に、認知症患者向けの追跡装置に補助金を出している。具体的には司法省が警察や支援団体に補助金を交付し、これらの組織が追跡装置を購入して、希望する家族に支給する。1月に提出された法案は、この制度を自閉症児のいる家庭に拡大するものだ。
 法案は別名「アボンテ法案」と呼ばれる。昨年10月に学校を出たまま行方不明となり、1月に遺体となって発見されたニューヨークの自閉症の少年アボンテ・オクエンド(当時14歳)の名前を取ったものだ。

24時間監視はできない
 追跡装置にもいろいろな種類がある。迷子になった認知症患者の救援活動を行うNPOプロジェクト・ライフセーバーは、ブレスレットやペンダント型のGPS追跡装置を提供している。最近ではGPSを内蔵した靴も販売されている。
 プロジェクト・ライフセーバーが採用するシステムは、「安全圏」を設定することができる。着用者がそこから出ると、自動的に全米1300の法執行機関に通報される仕組みだ。このシステムのおかげで、これまでに延べ2800人の徘徊者が無事保護されたと、ジーン・ソンダーズCEOは言う。
 こうした試みは重要だ。米国アルツハイマー病・認知症ジャーナルによると、24時間以内に発見しないと、徘徊者の約46%が死に至る。
 だが、追跡装置には人権の問題も付きまとう。認知症や自閉症の患者でも比較的普通の暮らしを送っている人はいる。彼らにとって「(本人の)同意なく追跡されるのはプライバシーの侵害だ」と、ワシントン大学のアダム・ムーア准教授(情報倫理学)は言う。

 米小児科学会(AAP)の学術誌「小児科学」に掲載された調査研究によると、自閉症児の半分近くに徘徊の傾向がある。また彼らは川や湖など水のある場所に好んで近づく傾向があり、危険な事故に巻き込まれることも少なくない。

 バザードは、政府による盗聴や強制調査などを認めるテロ対策法(いわゆる「愛国法」)が、時限法から恒久法に格上げされることには反対した。地元の学区で、IDカードに追跡機能を付ける計画が頓挫したときは胸をなで下ろした。
 だが、これは違う問題だと、彼女は考えている。「私たちは娘を守らなくてはいけない」と、バザードは言う。「政府の介入抜きでやれたほうがいいかと問われれば、答えはイエスだ。障害者にも権利がある。でも、うちの娘に(政府が支援する)追跡装置を使うかと問われたら、迷わずイエスと答える」

詳細のソース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140428-00125146-newsweek-int

 

名無しさん 2014/04/28(月)22:11:34 ID:dOwet7qtO
保護者の方は本当に大変だから利用したほうがいいね。

 

名無しさん[sage] 2014/04/28(月)22:17:19 ID:xlwjkU9aC
自宅から一定距離以上離れるとGPSのスイッチが入る様にできないのかな。

 

名無しさん 2014/04/29(火)03:34:05 ID:V5LzhiZwI
すぐはずしよる

 

名無しさん 2014/04/29(火)04:08:43 ID:fX3XIqZmz
外せないような装置にする必要があるね。
自分から危険に向かっていく人を守るためなのだから、
人権うんぬんは的外れな批判だ。
失踪してしまったら、命にかかわる。

 

名無しさん 2014/04/29(火)10:17:23 ID:xXD5Dk0e7
>>3
一定以上離れたかどうか判定するためのGPS装置が必要だな。

 

名無しさん 2014/04/29(火)10:19:59 ID:n1cMxITAO
介護してる身としては、あった方が良い。

 

名無しさん[sage] 2014/04/29(火)10:23:50 ID:nZZEnm9UQ
ふらふらと線路にでも入り込んで事故でもされたらトンでもないことになるからな
裁判所も四六時中見張ってろという判決出したし、これくらいは許されるべき

 

名無しさん@おーぷん 2014/04/30(水)04:28:40 ID:9gFyKDleI
責任能力無さそうな人は仕方無いんじゃないかねー?
障害云々は知らないが、周囲に最低限の迷惑かけないくらいじゃないと、こう。なぁ?

 

10 名無しさん@おーぷん 2014/04/30(水)04:41:23 ID:mzj4alEEY
リベラルに筋を通すという発想はない

 

11 名無しさん@おーぷん 2014/04/30(水)04:44:15 ID:73z2l6AcW
自分の家の目の前で冷たくなられても困るからな。
警察に届け出た上での装着なら、許可すべき。

 

12 名無しさん@おーぷん 2014/04/30(水)05:05:45 ID:2K5EP0Kh9
徘徊して事故に遭うケースも多いからつけた方がいいな
自分の生まれた場所へ帰りたがるんだそうだ
しかし大方、生まれた家とかはもうないし
行き方も間違って事故に遭う

知り合いの舅は、夜中に抜け出して
電車でとなりの市まで行ってて
駅員さんから電話きて、迎えに行ったらしい

 

13 名無しさん@おーぷん 2014/04/30(水)05:37:39 ID:LDt2ocsf8
>>12
うちのお父さんが、最近何かと田舎に帰るって言い出して、先日は23時まで帰って来なかった...
(´・ω・`)

そういう事だったのか

 

 

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