徳島・那賀町 特別養護老人ホーム 高齢者が避難
徳島県那賀町にある高齢者が入所する特別養護老人ホームは、大雨のため、１０日朝早く、施設の１階が浸水し、およそ６０人の高齢者を町内の病院などに避難させる措置を取りました。
徳島県那賀町鮎川にある特別養護老人ホーム「水の花荘」などによりますと、台風接近に備えて利用者が６１人全員を９日夜のうちに建物の２階以上に移動させていたということです。
しかし、１０日午前４時から５時ごろにかけて、町内を流れる那賀川からあふれた水が押し寄せ、施設の１階が８０センチほどつかったことから、１０日午後１時ごろ、職員ら４０人ほどで、利用者全員を救急車や施設の車で町内の病院などに避難させたということです。
利用者は自宅に戻ったほか、町の相生保健センター、介護老人保健施設「ケアホーム鷲敷」、それに上那賀病院に、それぞれ避難したということです。施設の中は泥がたまっている状況で、１１日以降、片づけを行うということです。
施設長の的場公成さんは「経験がない水の量でしたが、利用者の方をすべて無事避難させることができたのが幸いです。できるだけ早く復旧できるよう頑張りたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140810/k10013710231000.html
http://gyazo.com/b6f540a614f440c3ff722cd48e89d7df
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