介護人材不足、都道府県別に将来推計 工程表策定へ

介護人材不足、都道府県別に将来推計 工程表策定へ

介護人材不足、都道府県別に将来推計 工程表策定へ

 

 

介護を担う人材が不足している問題で、厚生労働省は25日、2025年に向けて人材確保策をまとめたグランドデザイン(工程表)をつくる方針を明らかにした。都道府県ごとに不足数の将来推計をし、年内の取りまとめを目指す。

 

厚労省は、団塊の世代が75歳以上になる25年にはホームヘルパーなどの介護人材が237万〜249万人必要になると推計。12年時点と比べて最大約100万人を新たに確保する必要があるとしてきた。

 

ただ、この数字は08年データを元にした粗い試算。このため同省は、各都道府県に対して将来の介護サービス見込み量に基づく算定を改めて依頼し、25年の人手不足数を精査する作業を始めた。この推計を参考に、必要となる対策を工程表にまとめていく考えだ。

 

同省はまた、国家資格である介護福祉士の取得にからみ、専門学校卒業生らにも国家試験の受験を義務づける時期を、予定されていた16年度からさらに延期する方針を明らかにした。介護福祉士の質の向上のため受験義務化が07年に決まったが、介護の人手不足が続く中、実施時期が当初予定の12年度から15年度に延期となった。さらに今年6月にも1年先送りする法改正がされたばかりだ。

 

http://www.asahi.com/articles/ASG7T5G3ZG7TUCLV00K.html
http://gyazo.com/63006081d8196c5756a956cbdf8dd34d

 

 

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