東大、ビッグデータ利用のヘルスケアサービスを介護施設で運用開始

東大、ビッグデータ利用のヘルスケアサービスを介護施設で運用開始

東大、ビッグデータ利用のヘルスケアサービスを介護施設で運用開始

 

 

掲載日 2014年07月11日

 

 東京大学大学院情報理工学系研究科ソーシャルICT研究センターの橋田浩一教授は10日、ビッグデータを使った次世代ヘルスケアサービスを運用すると発表した。個人ごとに分散的にデータを管理しながら、家族らと情報を共有できる仕組み(個人生活録、PLR)を提唱。このPLRを利用したスマートフォン向け介護記録アプリケーションを開発し、山梨県の老人ホームで試験運用を始めた。

 

 橋田教授が提唱するPLRは、個人が本人のデータを暗号化して「グーグルドライブ」や「ドロップボックス」などのオンラインの外部記憶装置に格納し、家族や友人、事業者と共有しながら活用できる仕組み。PLRを利用した介護記録アプリを、医療法人恵信グループの介護付有料老人ホームであるヴィレッタ甲府(甲府市)の協力で開発し、アセンブローグ(東京都千代田区)がアンドロイドアプリとして実装した。

 

 同アプリは現在、ヴィレッタ甲府で試験運用中。文書作成など職員の作業負担を軽減し、入居者情報を職員間で共有するなど、効率的な業務の運営に役立っている。

 

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720140711eaaa.html
http://gyazo.com/e02656d1ae21648534910b67f93d56ce

 

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