在宅医療、介護気軽に相談を まちなか保健室5日から
在宅医療や介護などについて相談したい人が気軽に立ち寄れる「小城まちなか保健室」が7月31日、小城市役所別館にプレオープンした。看護師やケアマネジャーなどが常駐し、健康や生活について相談できる窓口で、5日に本格オープンする。
同保健室は、小城市民病院、ひらまつ在宅療養支援診療所、市北部地域包括支援センターが合同で実施する。毎週火、木曜の午前10時〜午後3時に開き、医師や看護師、ソーシャルワーカー、ケアマネジャーなど15人のスタッフのうち、3人以上が常駐。介護相談にも医療相談にも1カ所で対応できるのが特徴となっている。
プレオープンには、地域の民生委員や福祉施設の相談員ら約35人が来場。スタッフから開設の趣旨や事業内容の説明を受けた。来場者は「高齢者など、来るのが難しい人にも対応してくれるか」「気軽に来てゆっくり過ごすことはできるのか」などと質問。スタッフは「福祉施設などへの出張も考えている」「時間内は自由に過ごしてもらえる“居場所”の機能も持たせたい」などと答えていた。
同保健室代表の尾形徹・小城市民病院長は「高齢化が進み、在宅医療、介護のニーズも増えている。気軽に相談に来られる場にしていきたい」と話した。問い合わせは同市北部地域包括支援センター、電話0952(73)2172。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/89961
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