川越の2事業所 介護報酬1100万円不正受給 市、指定取り消しへ
川越市は十七日、同市下広谷の医療法人「恵雄会」が運営する二つの介護事業所が介護報酬約千百万円を不正受給していたとして、二事業所の事業者指定を九月一日付で取り消すと発表した。虚偽のサービス記録を作って居宅介護サービス費を不正請求するなどしており、市は詐欺罪での刑事告訴も検討している。二事業所の利用者については、他の事業者に引き継ぐよう指導した。
指定取り消しとなるのは、高齢者約六十人が入居する「川鶴ナーシングホーム」の訪問介護事業所と居宅介護支援事業所。市によると、二〇一二年四月〜一三年十月に、架空のサービス記録を作ったり、実際には行っていないサービスを行ったように虚偽の記録を作ったりして、延べ約五千件の居宅介護サービス費を不正請求したとされる。これらの不正は介護支援専門員の支持で組織的に行われていたという。
二事業所が不正請求を行っているとの情報提供を受けた市が昨年十一月に監査に入り、発覚した。 (中里宏)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20140718/CK2014071802000162.html
http://gyazo.com/9db69b52754a599f33844f9e6fb0d35c
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